玉川大学様 日本の教育機関初となるスタインウェイSPIRIO| r D-274を納入
芸術と工学の融合のシンボルとして

時代の先駆けとなる教育のかたちを常にグローバルな視野で捉え、よりよい教育・研究環境を学生へ提供する玉川大学。創立以来「全人教育」を教育理念の中心として、「真・善・美・聖・健・富」の6つの価値を調和的に創造することを教育の理想に据えています。
2022年7月に国内の教育機関としては初めて、玉川大学 University Concert Hall 2016へSPIRIO | r D-274が納入されました。玉川大学では、既にホールに設置されている1台のD-274に加えて、世界最高峰の自動演奏テクノロジーを宿したSPIRIOを導入いただきました。フルコンサートグランドの楽器本来の表現力に、高精度の自動演奏再生・録音機能を兼ね備えたピアノを導入することで、音楽という枠を超えた学生の表現の幅や新たな可能性の向上に寄与することが期待されます。
 

― SPIRIO | r D-274のピアノ教育における活用

ハイレゾリューション自動演奏ピアノ SPIRIO | r ならではの新たな可能性の一つとして挙げられる機能が、「学生の生演奏を精確に記録・再現する」ことです。これにより、日々のレッスンにおいて自分の演奏を記録した後に再生して、客席から客観的に音色や響きを聴くことができる。さらには歴代の卒業生の演奏を「音源」ではなく「演奏データ」として記録・蓄積していくことも可能になります。また、グレン・グールドやガーシュウィン、ビル・エヴァンスなど歴史的なピアニストの生演奏からタッチや響きの作り方を、実際のフルコンサートグランドから奏でられる音色を聴きながら分析できるのも大きな利点。約480名収容のホール「Marble」に設置されているからこそ、巨匠の演奏を直に聴くことで多くの発見を得ることができそうです。

― 芸術学部主催 「奏學祭」を彩ったSPIRIOの可能性

玉川大学にSPIRIO | r D-274が納入されて約4ヶ月後、2022年10月にSPIRIOを中心に据えて「奏學祭」がUniversity Concert Hall 2016にて行われました。芸術学部の先生方によるピアノ独奏に加え、SPIRIOの自動演奏・録音機能を存分に活かした演奏や、「工学と芸術の対話」と題した基調講演が行われました。

「モーツァルト:2台のピアノのための協奏曲 変ホ長調 k.365」では、事前に演奏者によってSPIRIOに録音・記録されたオーケストラパートと、2人のピアニストが共演し、同時に3台のピアノの響きが壮麗に奏でられました。また、「Music & Projection」という映像と自動演奏を融合させた作品は、総合的に芸術を探究する玉川大学ならではのプログラムで聴衆を魅了しました。

当日の様子は玉川大学の公式Web上でもご覧いただけます。
https://www.tamagawa.jp/education/report/detail_21182.html

 

― 玉川大学のESTEAM教育と自動演奏機能付きピアノSPIRIO

玉川大学ではSTEAM教育(Science, Technology, Engineering, Arts, Mathematics)に共通言語としての英語(English as a Lingua Franca)を加えたESTEAM教育を推進しています。「現代社会の問題はさまざまな分野が複雑に絡み合って生じており、各分野の知識を統合的に理解し、それらを組み合わせ、新たなイノベーションを生み出す必要がある」という理念のもと統合的な教育がなされています。
こうした課題意識はネット配信型のコンサートや、新たな形での表現手段も必要になりつつある現代のピアニストにも共通のものなのかもしれません。音楽・芸術の表現方法やあり方が生活環境やテクノロジーの変化によって旧来の形から変わりつつある中で、新たなピアノ表現や教育の可能性を期待して導入されたSPIRIO。今後ますますの活用が進み、未来のアーティストの飛躍の一助となることを楽しみにしています。

 

リビングルームにコンサートホールの名演を

スタインウェイ ピアノのハンマー・響板から直接奏でられる演奏は、スピーカー音源とは比較にならない、比類ない音楽体験をご自宅で実現します。
クラフトマンシップ、技術、芸術性の傑作であるSPIRIOを是非ご体験ください。

詳しくはSPIRIOページ、もしくはお問合せをご利用ください。

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